あらゆるレベルのゴルファーを堪能させてきた、まさにフェアなコースには歴史が存在する。
言葉では表せないこの感動と心地よい環境。
建設中のクラブハウス
完成間もないクラブハウス
1961年4月16日稲山嘉實元経団連会長(当時八幡製鉄所社長)によるテープカット
開場記念模範競技の様子
陳清波プロのショット 左から石井茂、中村寅吉、サムスニードが見守る様子
開場記念模範競技に詰めかけたギャラリー
松の木が時代を感じさせる
竹内四郎初代理事長による理事長杯授与式
当時のキャディ
キャディカートが時代を感じる
日本プロ決戦の様子
1972年度「日本プロ選手権競技大会」開催
10/19~10/22 当時紫CC所属の草壁政治プロと金井、尾崎プロによる表彰式の様子
1961年(昭和36年)
4月 すみれコース開場(設計:小林英年)
8月 あやめコース27ホール開場
1963年(昭和38年)
第1回ゴルフ日本シリーズ開催
1972年(昭和47年)
第40回日本プロゴルフ選手権開催
開場以来、プロ・アマを問わず数多くの競技会を開催
その対応で、臨時コース改造を実施
2007年(平成19年)
すみれコース全面ベントグリーン化
2010年(平成22年)
開場50周年の前年のこの4月に、クラブハウス改修。9月に、ダミアン・パスクーツォとスティーブ・ペイトの設計家チーム=2Pゴルフコースデザイン社によるコース改造
2013年(平成25年)
第35回日本シニアゴルフ選手権開催
2015年(平成27年)
第20回日本ミッドアマチュアゴルフ選手権開催
2018年(平成30年)
総距離7,378ヤードに延長
2020年(令和2年)
第85回日本オープンゴルフ選手権開催
2021年(令和3年)
開場60周年を迎える
2022年(令和4年)
第55回日本女子オープンゴルフ選手権開催
紫といえば、武蔵野が浮かんでくる。
紫草と武蔵野の土とは、それほど、切っても切れない縁である。
新しいこヽのコースの名称を『紫』と名つけようではないかといふ。
誰がふと思ひついたのやら優しいゴルファーもあるとほヽ笑まれた。
紫。日本的な香ひがする。
いまはほとんど見るのも稀になってしまったと聞くが、その一草の紫の根をこヽのコースにおろしたつもりで、みんなで大事に健康のための野を培(つちか)ひ合って行かうではないか。
烈しい近代の呼吸の中ではあるが、せめて肺いっぱいな新鮮が吸える所として紫コースの明朗な春秋をいつまでも祈ってやまない。
吉川 英治「紫コースの発見を祝して」書翰より
永世会員 故吉川英治氏
(作家/文化勲章受章者/コース命名者)
吉川英治(1892~1962年)
小説家。文化勲章受章者。
様々な職に就いたのち、作家活動に入り、「鳴門秘帖」などで人気作家となる。
1935年(昭和10年)より連載の「宮本武蔵」は広範な読者を獲得し、戦後は「新・平家物語」「私本太平記」などの大作を発表。幅広い読者に愛され、「国民文化作家」と呼ばれた。
紫カントリークラブの命名者で、永世会員。
「紫コースの発足を祝して」書論銅版
<クラブハウス2階にて展示>