遠球先打!?現在はレディーゴルフです

2019年、ゴルフルールが大きく改正されました。

その際に取り入れられたレディーゴルフ(Ready Golf)を皆様ご存じでしょうか。(※グレーの見出しをクリックすると記事が表示されます)

 

2019年より追加!ゴルフ規則6.4b(2)
(2)安全を間違いなく確保できる方法で違う順番でプレーする(レディーゴルフ)。

プレーヤーは次のような場合、安全を間違いなく確保できる方法で違う順番 でプレーすることが認められ、推奨される:

• 複数のプレーヤーが利便性や時間節約のためにそうすることに同意し た。

• プレーヤーの球がホールのすぐ近くに止まり、そのプレーヤーがホール アウトを望んでいる。

• 遠球先打に基づいてプレーする順番のプレーヤーがまだプレーする準備ができ ていない状態で、他のプレーヤーを危険にさらしたり、気を散らした り、妨げとなることなく、先にプレーする準備ができているプレーヤー がいる。

しかし、遠球先打に基づいてプレーする順番のプレーヤーがプレーする準備ができていて、先にプレーしたいという意思を示している場合、他のプレーヤー は通常はそのプレーヤーがプレーをするまで待つべきである。

プレーヤーは他のプレーヤーたちより優位に立つために違った順番でプレー するべきではない。

「レディーゴルフ」とは、今まで遠球先打というプレーの順番と違って、一般のプレーや競技などの時間を短縮するため、

「残り距離に関係なく、準備ができた人からショットをしよう」というものです。

 

1組4パーティーで、各人が各ショットを5秒ずつ縮めたら?
そのパーティーのラウンド時間は25分短縮されます。

※前後の組の存在はないものとします

ゴルフ規則にも記載があるため、ゴルフ規則に準じているゴルフ場ではレディーゴルフを利用可能です。

既に一般化されているゴルフ場も多く、プロの試合でも見られることもあり、この動きは全国に広まっております。

是非今後は、「準備のできた方」から先に打っていただき、スマートでスムーズなプレーを目指していただきたいと思います。

 

■レディーゴルフの注意点

安全第一の「声掛け」
自分が先に打つ場合、本来打つべきである人に向かって「準備ができたので先に打ちます」と、必ず声をかけてください。この一言が相手に与える影響は大きく、準備がまだのプレーヤーには自分の準備時間を確保する余裕を与え、また他のプレーヤーには次に誰が打つかを知らせることができます。これはプレーの安全性を確保する上で非常に重要な行動となります。

一方、稀なケースで、自分が先に打つことを宣言した後で、相手から「私も準備ができていますので、先に打ちます」と返される場合もあります。このような場合は、原則に則って、ホールに遠い人から打つようにしましょう。

「お先にどうぞ」よりも「先に打ちます」
レディーゴルフといってもプレーヤーの捉え方、感じ方は千差万別です。 「お先にどうぞ」と言われると、人によっては急かされていると感じたり、萎縮してしまうこともございます。

準備ができた人から打ち、プレー時間節約を目的としているため、「先に打ちます」の理念をもって運用いただけますようお願いします。

 

2024年3月26日

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